【必要不可欠なパッケージが増税前に届かないっ??】
あなたの心の安らぎのために。
製品の安定供給のために。
今年2019年のパッケージ注文はお早めに!
<前回の増税前、2014年の3月のパッケージ業界事情>
実は、パッケージバブルでした!
理由は簡単!
「増税前に、パッケージを買えるだけ買っておこう!」
だから、2014年4月1日の増税前パッケージ納品の注文が殺到!
パッケージ松浦でも、平均の月の2倍くらいの売上がありました。
<ここで起こった、パッケージトラブル>
・・・で、困ったことがありました。
「本当に必要なパッケージが生産できないっ」
どの会社も、増税前購入をしていました。
本来なら、2014年の3月には必要がなく、
4月でも、5月でも、6月でもいいようなパッケージを
「増税前に購入」と、注文が入ったのです。
さて、この注文がパッケージメーカーに行きます。
「何が何でも3月中に納品だーーー」
はい、明らかに製造キャパオーバーです(汗)
でもね、中には「本当に3月に要るパッケージ」があったんです。
<当時のパッケージ発注担当と、パッケージ会社の会話>
顧客「あのパッケージ、3月15日納品で注文お願いします」
製造「いえ、無理です。4月中旬以降の納品になります」
顧客「え?まだ2月15日だよ。通常3週間納期でできるんじゃない?」
製造「今は通常じゃない状況なんですよ。増税前で無理です」
顧客「何言ってんの?3月20日には製品出荷しないといけないんだから!」
製造「いや、だから無理ですってば!」
こんなことが頻繁に起こったんです。
なんてこった。
殺伐としてました(汗)
今年2019年10月1日増税前にはこんなことにならないように、
ぜひ、お早めにパッケージ手配を宜しくお願いします。
<9月中にパッケージを納入する場合の、発注の目安>
紙袋
→もう、やばいです!速攻でご発注お願いします。
ラミネートフィルム、レジ袋など
→7月中にはご発注お願いします。
箱・ケース
→できれば、お盆前に発注お願いします。
シール・包装紙
→8月中にはご発注お願いします。
ぜひぜひ、ご協力を宜しくお願いします!
<PS:ちなみに、2019年のお盆のパッケージ事情>
長いところで9連休になります。
つまり、パッケージ製造がストップしちゃうってことなんです。
このことも視野に入れておいて欲しいんです。
パッケージ松浦だけじゃなくって、
パッケージ業界全体からのお願いです!
どうぞ、宜しくお願いします。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。