【駅ナカコンビニの売り場の劇的変化】~吊るすパッケージが必要とされる時代~
<首都圏 駅ナカコンビニの売り場事情>
時々、東京に行きますが、売り場のコンパクト化がすごいですね。
徳島でもローソンがセルフレジを運用実験開始してますが、
もう、すでに実用されてます。
駅ナカコンビニなどでは、もう堂々と、売り場の外側に設置されてます。
レジ袋もぶら下がっていて、
パスモやイコカで、決済したらそのまま退出!
コンビニ側は、接客するための人員削減にもなります。
お客様側は、人に会うという煩わしさがなくなります。
(ちょっと、万引きとか心配ですけど)
いい仕組みを作ってますね。
<じゃあ、駅ナカコンビニのパッケージ事情はどう変わるのか?>
売り場が非常にコンパクトになっているので、
商品陳列をするために、棚にフックをつけて、吊り下げ展示が増えています。。
こんな感じですね。
吊り下げることで、展示スペースを確保できるようになるのです。
<コンビニに商品を卸そうと思ったら、パッケージは吊り下げ穴を開けておくべき>
・・・つまりですよ。
パッケージが吊り下げられる形状ではないってことは致命的。
コンビニにはおかれる可能性すらなくなるのです。
いえいえ、今は首都圏の駅ナカコンビニが顕著にそうなってますが、
今後、普通のコンビニでも、ひょっとしたらスーパーやドラッグストアでもそうなるかも知れません。
<青木光悦堂さんの「ええもんまぜまぜ」パッケージは穴付きにリニューアル>
最初はこんな形で作った「ええもんまぜまぜ」パッケージ!
2019年6月にリニューアル!
フック穴付きになりました!
これで、棚に吊り下げ展示が可能になりました!
こうやって、パッケージを時代の変化に合わせて
リニューアルしていくって大切ですね!
株式会社青木光悦堂
京都府京都市山科区大宅御所田町30-3
075-592-8773
https://aokikouetudou.com/
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。