ボスのいないボスがあったって知ってました? ~缶コーヒーのボス サントリー~
「毎日、毎日、本当に忙しくて仕方ない」という貴方へ。
たまにはホット一息いかがでしょう?
おはようございます。松浦 陽司です。
今日から寒いらしいですね~。
風邪には気をつけましょう。
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上の☆の間の空白はお休みです。
理由はこれからお話します。
BOSSというネーミングには2つの意味が込められているそうです。
ひとつは、「自分が心を開いて語り合える相棒」
もう一つは、「いつかは自分も」と思い描く将来の自分像。
様々なシリーズ品があり、必ずこの頼れる男の横顔がついております。
BOSSのブランドですね。
でも、この相棒がついていなかったBOSSが存在することをご存知でしょうか?
なんと!パイポが浮かんでいるだけ!
相棒がいない!
「休日に味わう贅沢なエスプレッソ」がコンセプトで開発されました。
キャラクターの相棒にも休日を与えちゃったわけです。
裏面にはこんな風に書かれています。
「たまの休みは仕事を忘れ
エスプレッソの香りに酔う
まろやからミルクにとろける
ゆったり楽しむボスの休日」
なんだかお洒落ですね~。
ボスのキャラクターがしっかりと確立できているからできるデザインです。
「パイポだけのボスがあったって知ってる?」と自慢できますね。
口コミを生むパッケージマーケティングですね。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。