歴史と正直さを伝えるパッケージマーケティング ~秋鹿酒造 秋蔵倉垣村~
「パッケージデザインはとにかく派手に、イラストや写真を使って」と思っている貴方へ。
それよりも伝わりやすい、伝わるパッケージにした方がいいですよ。
おはようございます。松浦 陽司です。
有馬温泉三家族旅行は良かったです!
今日からまた仕事を頑張ります!
☆☆☆
歴史を語るパッケージマーケティング
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11095290425.html
☆☆☆
「20周年」とか、
「Since 1907」とか、
歴史を語ることで、お客様がその歴史を買ってくれます。
何年も続いていることが、愛されている証だからです。
歴史を感じるいいデザインの日本酒がありました。
秋鹿酒造 秋蔵倉垣村
ラベルに大きく「明治拾九年十月廿日(はつか)」や、「倉垣村」と記されています。
明治19年(1886年)に実際に交付された「酒類製造免許鑑札」をそのまま表しました。
倉垣村とは、創業当時の地名です。
なんと、文字だけのデザインなんです。
この活字ばかりのデザインで、非常に歴史や、正直な酒蔵の姿勢を感じます。
日本酒が陳列された時に目立ち、伝わりやすいパッケージデザインになっています。
画像でははっきり分かりませんが、
赤、黒、金の印刷は全て箔押しというこだわりもあるんです。
歴史を伝える、
正直な姿勢を伝える、
文字だけのパッケージ。
そんなパッケージマーケティングもありますね。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。