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2011年12月26日

市場を4倍にする雪印6Pチーズのパッケージマーケティング

 

「小分けなんて面倒くさい」と思っている貴方へ。
面倒なことほど、他社が真似しないからいいかも知れませんよ。

おはようございます。松浦 陽司です。
昨日は凛(娘3歳)へのサプライズ・サンタクロースプレゼントが成功!
大喜びしてくれて良かった!

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オズボーンのチェックリスト法

商品開発に悩んだら、↑を検索してみてください。

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昭和の初め、チーズは高価で珍しい食べ物でした。
昭和3年ごろのチーズの国民一人当たりの消費量は1kg。

ところが、現在は2倍の2kgです。
当時の人口が約6200万人、今が約1億2700万人。

人口が2倍×一人当たり消費量2倍=全体の消費量は4倍になってます!
(※人口数値は統計局HPより類推)

その爆発のきっかけってなんだったんでしょう?

それは雪印6Pチーズ(雪印メグミルク)!

 

1954年(昭和29年)に発売!
食べきりタイプの個包装で登場しました!

するとその食べやすさが国民にうけました。
食事だけでなく、おつまみ、間食、おやつに、果ては学校給食!
様々なところで採用されました。

つまり、「パッケージを食べやすいように切っただけ」で、
雪印6Pチーズが、
・・・いや!
チーズ消費量が、チーズの文化が広がったのです。

パッケージは「チーズがちゃんと6個入ってますよ」と分かるようなデザインです。
しかも剥がしやすいイージーオープンです。

チーズ市場を4倍にした素晴らしいパッケージマーケティングです

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

1 件のコメント

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    松浦陽司 すみません。
    チーズの昔の消費について、私の見た文献と実際が違っております。
    http://www.meg-snow.com/cheeseclub/knowledge/history/japan/
    実際には昭和26年まで一人当たりの消費量は10g未満。
    消費が増えたのは、ピザやケーキの普及によるものもあるとのことです。
    一因が全てであるような書き方をして、大変、失礼しました。
    ご指摘を頂いた岡野勝志さん、有り難うございます。

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