【成獣の麒麟が下を向いちゃっている唯一のパッケージ のどごし 生】
【成獣の麒麟が下を向いちゃっている唯一のパッケージ のどごし 生】
「ジンクスは大切、絶対に守らないと」と思っている貴方へ。
それは単なる呪縛かも知れませんよ。
あけましておめでとうございます。松浦 陽司です。
2011年8月1日から毎日更新を続けるパッケージマーケティング記事も166本目になりました。
365本まではなんとか頑張ろうかと思ってます。
これからもご愛読、どうぞ宜しくお願いします。
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「四代目と喧嘩しても作りたかった五代目の米粉カステラ」
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11087689882.html
四代目がカステラで大失敗!
そんなジンクスを五代目が打破しました。
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昨日も紹介させて頂いた「キリン のどごし生」のデザイン、
実はジンクスを破ったものだったんですよ。
そうなんです。
成獣の麒麟が下を向いちゃってるんです。
発売前はキリンビールの社内で「これはちょっと・・・・」と見過ごせない問題だったようです。
しかも「商品名が斜めに入っているなんて、そんな商品は売れたことがない」というジンクスも。
しかし、手押しのスタンプがまっすぐなデザインでは躍動感にかける。
発泡酒という新しいジャンルに参入してナンバーワンを目指すにあたって、
安定感のあるデザインより元気のあるデザインを!
ということで、最終的に麒麟は下を向いちゃってる、ロゴは斜めのこのデザインで販売!
その後、ジンクスを破ってみごとにナンバーワンブランドになりました!
その様子はこちら
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11120394030.html
ジンクスは打ち破るためにあるのかも知れませんね。
パッケージを変え、ジンクスを破って、パッケージマーケティングで売上アップを目指してみませんか?
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。