【パッケージに安全性をきっちりと伝えよう、それがお客さんの安心のためです】
【パッケージに安全性をきっちりと伝えよう、それがお客さんの安心のためです】
「うちは商品の安心には気を使っている」という貴方へ。
それでは、お客様にはきちんと伝えておりますか?
おはようございます。松浦 陽司です。
今日は日創研に行ってきます!
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同じ商品が並んでいるなら、安全性をアピールした方が売れる
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11048672643.html
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お菓子などの中に入っている脱酸素剤って、なんのために入っているか知っていますか?
もちろん、字の如く「酸素をなくすため」です。
では、なんのために酸素をなくすのか?
最大の理由は「カビ防止」です。
カビは酸素のないところでは発育できません。
「でも、本当に酸素がなくなっているの?」
そんな心配する声も聞こえます。
でも今はこんな脱酸素剤もあります。
検知剤つき脱酸素剤
あるいは、アイ付き脱酸素剤です。
右下の方に、シールがついていますね。
これが検知剤。
色で酸素があるか、ないか、分かるのです。
ピンクだと酸素なし。
紫だと酸素ありです。
こういったことを知っていると、お菓子を買う時に安心できますね。
このことをあまり知らない消費者に向けては、
「検知剤がピンクなら安心できます」などをしっかりパッケージに表記した方がいいでしょう。
出荷前の安全確認も大切ですが、
お客さんに安全性をアピールすることも非常に大切です。
自社の安全性への取り組み、しっかりとパッケージでアピールしましょう!
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ちなみに、脱酸素剤の使われる5大理由
①カビ防止
②虫防止
③変色防止
④味の劣化防止
⑤栄養の劣化防止
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。