【ブランドネームを大切にしてパッケージマーケティングで商品開発をしよう~カップヌードルごはん~】
【ブランドネームを大切にしてパッケージマーケティングで商品開発をしよう ~カップヌードルごはん~】
「このままこの商品、消えていくのかな?」というような商品でも、諦めないで!
ひょっとしたらパッケージマーケティングで生まれ変わるかも知れません。
こんにちは。パッケージ松浦の松浦 陽司です。
今日はこんな時間になってしまいました。
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ブランド資産価値は残す
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11120378392.html
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カップヌードルごはん(日清)をご存知でしょうか?
あのカップヌードルが、ごはんになった!
画期的な商品です。
レンジで調理します。
結構知っている人が多いと思います。
先日はお洒落の達人・橋本健一郎さんも話題にされていました。
ちなみに、「Go Fan」(ゴーハン)という商品はご存知でしょうか??
あまり知らないでしょうね。
同じく日清が開発した商品で、カップヌードルごはんよりも随分前に発売されました。
・・・しかし、
・・・思ったように売れませんでした。
レンジ食品の間では売れていたのですが、世間を揺るがすヒットにはなりません。
即席料理として、なかなかレンジを使う習慣がなかったのですね。
そこで、思い切って、もともとあるブランドでありビックネームの「カップヌードル」を活用しました。
「即席」というイメージで、「レンジ」に抵抗があった人も購入を始めました。
パッケージを変えた。
これで大ヒットです!
なんと、2010年8月16日に発売し、4日で完売!
販売を一旦停止してしまう大偉業です!
もう一度言います。
パッケージを変えた。
それで大ヒットです。
いや~。ブランドネームは重要ですね。
しっかりとパッケージで伝えないといけません。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。