【他社と明らかな差別化でパッケージマーケティングしましょう】
【他社と明らかな差別化でパッケージマーケティングしましょう】
「あなたはあなたらしく」
「安い商品は安い商品らしく」と思っている貴方へ。
そうやって、同列商品群に埋もれたままでいいですか?
おはようございます。松浦 陽司です。
「ほめ達」の話を聞いて興奮してます。
☆☆☆
カップヌードルが何故、あんなに売れているのか?
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-10986267473.html
☆☆☆
即席麺は100円前後が普通。
高くても130円までが精いっぱい。
1971年に誕生したカップ麺に市場を奪われて大変です。
だからこそ、お客さんが買うときにはパッケージが決め手になりやすい!
つまり、チャンスですね。
そんな即席袋麺市場に一石を投じたのがこちら!
どうです?
この黄金のパッケージ!
カッコよくて、高級感あるでしょ!
ちなみに価格は100円なんですが、
同じ即席袋麺が並ぶ中で、非常に目立ちます。
色遣いが全く違います。
2011年11月に発売し、
同年12月には即席袋麺売れ筋商品ランキング4位に食い込む健闘ぶり!
(日経POSデータより)
実際にパッケージを見て、84.8%の人が「高級感がある」と評価が高い。
「安い商品は安いパッケージ」でという常識を覆す
「安い商品だけど高級に見えるパッケージ」を使ったマルちゃん正麺。
他社と同列ではいけないというパッケージマーケティング事例でした。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。