【食べられない豆腐を知ってますか?冷蔵しなくても腐りません】
【食べられない豆腐を知ってますか?冷蔵しなくても腐りません】
「豆腐は生鮮売り場、文房具は文房具売り場」と思いこんでいる貴方へ。
パッケージと組み合わせで意外性のある商品開発はいかがでしょう?
おはようございます。
パッケージで面白い商品開発ご提案の松浦 陽司です。
☆☆☆
ご飯の友が、調味料に変身して売れた塩こんぶ(ふじっ子さん)
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11041380396.html
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私は付箋紙をよく使います。
TO DO(やること)リストをつくるのが面倒なので、付箋にやることを書いていきます。
話は変わりますが、豆腐も好きです。
夏場は居酒屋で冷奴は定番メニューですね。
それでは、問題です。
この商品は一体何でしょう?
・・・実はこれ、付箋紙なんです。
商品名は「豆腐一丁 もめん」です。
ふせん紙100%で「冷蔵不要」です。
くれぐれも冷蔵庫に入れないようにしてくださいね(笑)
ちなみに、「もめん」はエンボス加工がしてあって、まさに木綿地。
「絹ごし」はサラサラの表面で、書き味まで豆腐をそのまま再現しているとのこと。
これもパッケージマーケティングの一つですね。
パッケージを変えたら売れるようになる。
パッケージを変えるだけで、お客さんにとっての価値が変わります。
ふせん紙の価値に、「遊び心」が加わりましたね。
250枚で493円??
結構、高いですけど、売れているそうです。
買う理由が値段じゃなくなったんですね。
全国の東急ハンズやロフト、通販サイトで販売中!
みなさんも探してみてください。
私がこの商品のお手伝いをさせて頂くとしたら、周辺商品ももちろん作ります。
・・・・と思ったら、いろいろ既にありました。
また、明日、紹介しますね。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。