【産地を表示することが、買う理由になる ~北のどん兵衛~】
【産地を表示することが、買う理由になる ~北のどん兵衛~】
「うちの商品の産地くらい分かってるだろう」と思っている貴方へ。
あんがい、お客さんはぼやっとしているもんですよ。
おはようございます。
パッケージのちょっとした工夫で売上が変わると思っている松浦 陽司です。
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パッケージに産地を書くことで売上が変わる
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11169800048.html
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昨夜は、どん兵衛の事例を書きました。
東と西で味が違うんです。
でも、もっと違う味があります。
実は北海道!
利尻昆布のだしを非常に聞かせた「どん兵衛」を発売!
こちらはしっかりとパッケージに記入されています。
これって本当に大事なことです。
「北のどん兵衛」と記入することで、それだけで買う理由になるのです。
秀逸だなとおもったのが、ちゃんと北海道に地図をパッケージに印刷してあること。
お土産を貰った人が「あぁ、北海道産」というのがよく、よく、よく、分かります。
本州から北海道に旅行に来た人が、スーパーやコンビニで、
「あぁ、これは北海道でしか売ってないんだ、じゃぁ、買わなきゃ」という理由になるのです。
そして、北海道に住んでいる人にとっては、
「あれ?当たり前だと思っていたけど、これは私たち独自の商品だったのか?」
そんな誇り付けの商品になるのです。
私が日清さんのコンサルをさせて頂けるなら、
このような商品をたくさん作るでしょうね。
47都道府県別味比べセットができれば最幸!
無理でも、また、地方別くらいはできるでしょう。
そして、きっちりと「○○の特別限定商品」とパッケージに銘打つでしょうね。
「限定」が顧客心理をくすぐります。
パッケージマーケティングで売上アップする基本ですね。
今回の「どん兵衛」記事2つは、広島に住んでいた時の友人!
清水由貴さんからインスパイアされたものです。
どうも、有り難うございます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。