【スリーブケースにちょっとの抜き型工夫でワクワク感倍増パッケージ ~チョコグラフィーさん~】
【スリーブケースにちょっとの抜き型工夫でワクワク感倍増パッケージ ~チョコグラフィーさん~】
おはようございます。
ちょっと既存のパッケージに工夫をすればワクワク倍増するのになと思っている松浦 陽司です。
本日、紹介させて頂くチョコグラフィーさんのケース
☆☆☆
白銀サンタのパッケージ
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11177622434.html
こちらの事例も実はスリーブケースにちょっとした工夫をしているだけ
☆☆☆
ケースには「スリーブ」と呼ばれる形態があります。
筒状の箱を、横から差し込むことができます。
この「スリーブ」と呼ばれる形態、差し込むだけで非常に作業性が良いので好まれています。
・・・でも、もったいなくないですか?
作業性と、ワクワクと、両方狙っちゃいませんか?
その両取りを行ったのがこちら!
チョコグラフィーさんのケースです。
チョコグラフィーさんはTシャツ型のチョコレートをつくってます。
だから、スリーブケースもちょっと抜き型を工夫して、Tシャツ型にしました!
内箱が黄色、紫、オレンジ、黄緑・・・
スリーブが紺、ピンク、オレンジ、黄緑・・・
何通りものパッケージをつくれるように工夫されています。
いや~。
見ているだけでワクワクしませんか?
事実、2011年のパッケージデザイン大賞を受賞しました。
多くの色バリエーションを備えることは、中小では難しいかも知れません。
でも、抜き型の件は中小でもできる簡単な工夫ですよね。
パッケージにワクワク感を!
抜き型にほんの少しの工夫を考えてはみませんか??
もし、私が勝手にコンサルさせて頂くなら!
夏はセクシーバージョン!
冬はコートバージョン!
なんて、季節感を出すともっと面白いかな??
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。