【コカコーラ社がノスタルジー普遍の法則を使い「フルーツパンチ」を復刻デザインで発売!】
【コカコーラ社がノスタルジー普遍の法則を使い「フルーツパンチ」を復刻デザインで発売!】
おはようございます。
昨日の記事で「ノスタルジー普遍の法則」について語った松浦 陽司です。
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歴史ある商品であれば「パッケージ復刻版」が売りになる!
ノスタルジーを感じて、お客さんの購入理由になると、勝手にコンサルしておりました。
パッケージ・ノスタルジー普遍の記事
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11197002797.html
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実はこの手法はよくある手法なんです。
コカコーラ社が「フルーツパンチ」を復刻デザインで発売しました!
1984年の販売当時のままのデザインで、2012年3月12日に全国発売!
懐かしい、そのままのパッケージデザインで発売することにより、
当時の記憶がよみがえります。
「学生時代に飲んだなぁ~」
「妻と初めてのデートで買ったっけ」
「そうそう、懐かしいなぁ~」
こういったノスタルジーを喚起することが、お客さんにとって買う理由になるんですね。
実はファンタだけでなく、「メローイエロー」や「スプライト」も復刻デザインで発売されております。
「メローイエロー」が2011年6月27日、
「スプライト」が2011年7月25日の復刻発売でした。
ここで勝手にコンサルコーナーです。
私がフルーツパンチをプロデュースさせて頂くなら、ここまでやりたいですね。
ビンです。
流通や製造、お客様の飲みやすさを無視しています(笑)
数はでないかも知れませんが、単価を少し上げればいいかなと。
懐かしさ、コレクション目的で買う人もいらっしゃるのでは?
こういったパッケージ復刻の手法は中小企業でも使えます。
商品の歴史が10年を超えて、何回かリニューアルしている商品であれば使えます。
あるいは、JALが鶴丸を使っているように、ロゴだけでも復刻させるとか?
これならワンポイントシールだってできますよ!
ノスタルジーはいろいろなところで使えます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。