【長期賞味期限を達成するパッケージがモノ言わぬセールスマンとして活躍する?】
【長期賞味期限を達成するパッケージがモノ言わぬセールスマンとして活躍する?】
※ビスコも保存缶を発売しております。
おはようございます。
震災後、長期保存パッケージも重要と思う松浦 陽司です。
昨日は、コアラのマーチ保存缶の記事を書かせて頂きました。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11199029495.html
長期保存が最大の特長ではありますが、
実はいろいろと隠された効果があります。
それは「長期保存」の副産物!
長期に渡って、家に置いておいてくれること。
つまり「モノ言わぬセールスマン」として活躍してくれることです。
以前に三和酒類の商品を紹介させて頂きました。
●いいちこパーソンと、いいちこフラスコの記事
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11149383688.html
この2つは、「捨てられないパッケージ」がコンセプトで開発されました。
つまり、家にいつまでもおいてもらえる。
そして、いつまでも「いいちこ、いいちこ、・・・・」と宣伝してくれる訳です。
まさにモノ言わぬセールスマンです。
※リッツも保存缶を発売しております。
保存缶にもそのような効果があります!
5年間の長期保存の間、ことあるごとにお客さんの目につきます。
「コアラのマーチですよ、コアラのマーチ!」
「ビスコですよ、ビスコ!」
「リッツですよ、リッツ!」
「サクマ式ドロップスですよ、サクマ式ドロップ!」
そんな風にお客さんの視覚に訴えていくわけです。
モノ言わぬセールスマンですね!
中小企業の皆様へ、勝手にコンサルコーナーです。
「パッケージはゴミになって捨てられるもの」という観点から、
「パッケージを捨てられないようにして、セールスマンに変身させられないか」考えてみましょう。
袋を缶に。
箱をリサイクルできるように。
パッケージにアフターユースできる方法を考える。
ちょっとした工夫で達成できるかも知れませんよ!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。