【2012年 注目カラーはオレンジ! パッケージマーケティングに活かすことは?】
【2012年 注目カラーはオレンジ! パッケージマーケティングに活かすことは?】
おはようございます。松浦 陽司です。
商品開発やパッケージ開発はコンセプト重視(長期視点)でつくることが大事です。
プラスして、トレンド(短期視点)も抑えておくことも大事です。
消費者は2012年の今、色を求めています。
家電売り場でオレンジが目立ってきていますね!
オレンジの電子メモ帳
ユニクロさんは「女性たちよ!カラフルな人生を!」というキャッチコピーで活動してますね。
カラーパンツで特に売れているのが、オレンジとピンク!
実際のカラー調査「あなたが好きな色」でも、オレンジが1位になりました。
震災前2011年
オレンジ 12.9%
黄色 4.5%
ピンク 14.2%
青 41.6%
緑 26.8%
震災一年後2012年
オレンジ 25.7%
黄色 14.2%
ピンク 16.5%
青 25.5%
緑 18.1%
(日経デザイン2012年4月号より)
震災や景気低迷の中で、日本全体がカラーによって元気を取り戻してもらいたいという気持ちが働いているようです。
今日はパッケージの事例ではありませんでしたが、このようなオレンジをパッケージに活かすことで、日本の活性につなげることができるかもしれませんね。
今日は勝手にコンサルコーナーというよりは、「ご注意書き」です。
今日の話はトレンドの話なので、時代によって変わります。
半年、1年後にこのブログ記事を見て
「そうか、オレンジか!」と思っても遅いかと思いますので、ご注意を(笑)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。