【グリコさんのビスコパッケージ裏面企画 「くるりんぱビスコ」】
【グリコさんのビスコパッケージ裏面企画 「くるりんぱビスコ」 】
おはようございます。松浦 陽司です。
パッケージはいろいろな観点で遊びがあると面白いですよね!
グリコさんのビスコパッケージ裏面企画は単純に子供心をくすぐります!
パッケージの裏面に牛が見えます。
面白いでしょ?
これだけで買う理由になります。
他にもゾウが・・・
ハクチョウになったり!
はりねずみさんが、・・・
逆さ絵は懐かしいノスタルジーも感じますよね!
思わず、大人も買いたくなります。
ノスタルジー普遍の法則というものが働きますからね!
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11198003227.html
実はこのパッケージ企画の優れているところは、
くるりんの企画であることはもちろんです。
しかし、それ以上に重要なことがあるんです。
実は「数種類用意してある」ということです。
人にはコンプリート欲があります。
ドラゴンボール缶も、思わず全種類集めたいでしょ(笑)
復刻堂 ドラゴンボール缶のネタ
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11177775361.html
こうやって、数種類パッケージをつくると、思わず集めてしまう心理が働きます。
これで売上アップですね!
中小企業に置き換える勝手にコンサルコーナー!
普通、パッケージの裏面、あるいは側面、内側になって見えない面は重要視されません。
「書かないといけない表示だけ」とか、
「印刷すらしていない」とかです。
でも、せっかく印刷スペースがあるので、PRに使えないでしょうか?
(もちろん、デザインを壊さないように)
側面、裏面を活用して売上を上げた事例
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11138308831.html
一度、考えてみてくださいね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。