【ガンダム世代必買!増産せよ!ザクとうふ!工場にザク専用ラインを追加 ~相模屋食料~】
【ガンダム世代必買!増産せよ!ザクとうふ!工場にザク専用ラインを追加 ~相模屋食料~】
おはようございます。松浦 陽司です。
パッケージはターゲットを明確にしますね。
みなさん、ザクはご存知ですか?
私はガンダム世代なんですけど、
あんまり見てなかったんですよね~。
◆ザク 79年放送開始のテレビアニメ「機動戦士ガンダム」に登場する
有人巨大型ロボット兵器。主役機であるガンダムの敵国・ジオン公国の人型機動兵器「モビルスーツ」 として現れた。当時では珍しい量産された兵器で、同型の機体が作品の中で多数登場した。
それでは、相模屋食糧(群馬・前橋市)の「ザクとうふ」をご存知でしょうか?
2012年3月28日
ザクの頭部を再現したパッケージで販売!
枝豆風味の緑色の豆腐です。
今、バカ売れで売り切れまくりのようです。
☆☆☆
■相模屋 http://sagamiya-kk.co.jp/
【お詫び】
平素は、当社製品のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、2012年3月28日に発売いたしました「ザクとうふ」につきまして、
予想を遥かに上回るご好評をいただき、生産が間に合わない状況となっております。
只今、全力で増産体制を整えておりますので、
今しばらくお待ちいただけます様お願い申し上げます。
ザクとうふ特設サイト
http://sagamiya-kk.co.jp/zaku/
これはもう、パッケージの力としか言いようがない。
ターゲットはずばりガンダム世代!
30代中盤の男性ですね。
でも、ものすごい思いきりましたね。
「ザク」ですから(笑)
びっくりします。
でもこれでバカ売れなんです。
ここで勝手にコンサルコーナーです。
私たちがこの事例に学ぶことは
「そうか、じゃあ、ズゴックの饅頭でも作ろう」ではないですね。
ここから学ぶのは、ターゲッティングです。
「誰に売るか」を絞ることです。
「誰にでも売れよう」として、
「誰にでも好かれる」平均点なパッケージにしてしまって、
「誰にも売れない」ということはよくある話。
思い切って、ターゲットを絞ってパッケージを作ることは大事です。
※個人的にはまだ専用ラインは早いかなとも思います。
マスコミ用のリップサービスかも知れません。
PS
本日のネタは日新電子工業の久米専務から教えて頂きました!
久米専務、有り難うございます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。