【コンセプトとパッケージのマッチング ~風に吹かれて豆腐屋ジョニー~ 男前豆腐】
【この形はコンセプトから生まれた ~風に吹かれて豆腐屋ジョニー~ 男前豆腐】
おはようございます。松浦 陽司です。
奇抜なデザインやパッケージは単に奇をてらうだけじゃない。
コンセプトから生まれると思ってます。
風に吹かれて豆腐屋ジョニー(男前豆腐)
もはや知らない人が居ない有名な商品です。
名を広めるきっかけはなんと言ってもパッケージでした。
他にない奇抜なパッケージです。
「今までにない豆腐」をコンセプトに、
豆にも製法にもこだわってます。
そして、パッケージもこんな風になったのです。
ちなみにこの形状は
「カゴからはみ出たフランスパン」を想像させるように計算されたものです。
「今までにない」コンセプトから生まれたパッケージ!
中身もパッケージも重要です!
ここで中小企業に置き換える勝手にコンサルコーナー!
もちろん、変形パッケージが目を引くことは
みなさんが体感する通りです。
ラ王も八角形のパッケージで売れています。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11155709000.html
でも中小には変形型などになってくると、なかなか資金が出せません。
しかし、もっと重要なのはコンセプトです!
みなさんの商品も一度、コンセプトを見直してみませんか?
本来、この商品は核家族向けだった。
でもなぜ、大入りパッケージなんだ?
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そもそもお土産向けの商品だ。
なんで個別包装でなく、集合包装なんだ?
配りにくいじゃないか!
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そんなパッケージとコンセプトが不具合、
意外とあるかも知れませんよ。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。