【神戸風月堂 銘菓ゴーフル 戦火を逃れて現代に引き継がれる伝説の缶パッケージ】
【神戸風月堂 銘菓ゴーフル 戦火を逃れて現代に引き継がれる伝説の缶パッケージ】
おはようございます。松浦 陽司です。
パッケージが伝説になることもあるんですねぇ~。
最近、カンカンマンの影響で缶パッケージを書くことが多いです。
今日は神戸風月堂の銘菓ゴーフルのお話です。
なんと!
こちらは神戸風月堂の戦争中の社長の奥様が
戦火を逃れて疎開先に持っていった缶パッケージだそうです。
今は神戸風月堂の社宝として大切に保管されています。
偉大な歴史を感じます。
そして、こちらが現代のゴーフル缶パッケージ。
ほとんど変わりませんね。
昭和2年(1927年)に完成したゴーフル。
すでに80年以上の歴史があるんですね。
このような歴史のある商品の場合、
そのパッケージ、ロゴ、色などがブランド資産として認知されております。
だからリニューアルを急激にせずに、この歴史を、パッケージを踏襲していく方がいいんですね。
パッケージが自社の歴史になるってすごいですよね。
中小企業に置き換える勝手にコンサルコーナーです!
パッケージを変えた方がいいか、変えない方がいいのか?
それはその商品自体のブランド資産価値によります。
①変えた方がいい場合
ブランド資産価値がなくお客さんに伝わってない状態です。
関連記事 「ゴールデンパティ」から「おはようポテト」で売上4倍!
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②変えない方がいい、あるいは急激には変えない方がいい場合
ブランド資産価値があり、お客さんに伝わっている状態です。
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今日の記事のネタ元はカンカンマンでした!
有り難うございます!
http://ameblo.jp/canhappy/entry-11208353329.html
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。
2 件のコメント
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マツ、缶パッケージ記事ありがとうございまーす!
とりあえず缶缶ヒーローとして
お礼を述べてみました~(笑)。
今後ともよろしくお願いします!
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>カンカンマンさん
こちらこそ、ネタ元にさせて頂いて有り難うございます!
また勝手に使うかも(笑)