【歴史を語る森下仁丹の「JINTAN116」パッケージ】
【歴史を語る森下仁丹の「JINTAN116」パッケージ】
おはようございます。松浦 陽司です。
パッケージで語れるものって、たくさんありますね。
こちらは思いきったパッケージです。
JINTAN116(森下仁丹)
創業116年目に発売された仁丹です。
ここまで大きく書いてあったら分かりやすい、伝わりやすいですね。
「あぁ~、そんなに歴史がある商品なら間違いないわね」
「もう、××年なんだ。久しぶりに買ってみようか?」
新しいユーザーも、休眠ユーザーも、手に取ってしまいそうです。
それにしても、100周年でも、10周年でもなく、116周年!
・・・切り悪っ(笑)
100年を超えたら毎年できますね(笑)(笑)
パッケージに商品や会社の歴史を刻むことは非常に大切です。
さて、ここで中小企業向けパッケージマーケティングによる勝手にコンサルコーナー!
「116周年で、いくつも新しいパッケージをつくるなんて、
経費がかかって仕方ない。
しかも、毎年、版を変えないといけないなんて大変!」
そんな声も聞こえてきそうです。
そんな方には不動の数字を使うべきです。
そうです!
創業年度です。
「創業1877年」
「Since1937」
こんなことで、しっかりと歴史を伝えられます。
参考記事 サントリーウイスキーには「Since1937」
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11095290425.html
これなら、印刷は変えなくても大丈夫!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。