【商品開発とパッケージ開発はどっちがどのくらい大切なのか?】
パッケージを変え、世界を変える!
お客様の商品を、パッケージで彩ることで
価値を最大化するお仕事に取り組んでおります。
パケマツの松浦陽司です。
さて、今回のブログは
「商品開発とパッケージ開発はどっちがどのくらい大切なのか?」
というテーマでお届けします。
さあ、あなたはどのように予想されますか?」
「商品開発50%、パッケージ開発50%」とか。
いやいや、
「商品開発90%、パッケージ開発10%」とか考えているかも知れません。
結論から言うと
「商品開発100%、パッケージ開発100%」です。
そうなんです。
どっちも100%なんですよ。
「そんなん、ズルい」
とか言わないでね(笑)
だって、「仕事と家庭」で考えてみて。
どっちも100%じゃないとおかしいでしょう?
「仕事95%、家庭5%」では、家庭が崩壊して
けっきょく、仕事も崩壊しますよね。
仕事も家庭も表裏一体。
商品もパッケージも表裏一体。
そう、同じように考えないといけないのです。
でも、中小企業の方って結構
「商品がよければ売れるんだよ」
「うちの昆布は最高なんだよ」
そんな風にいって、パッケージ開発を怠る経営者が多いんです。
もったいない!
せっかく「いい商品」と自信があるなら
一緒にパッケージ開発もしっかりしていきましょうよ!
一番多いパターンがネーミングですね。
「豆腐だから豆腐ってパッケージに書いておけ」
「昆布だから、ネーミングは昆布でいいだろう」
なんて感じ。
ネーミングからしっかりとこだわりましょうよ!
そうじゃないと、伝わらないっすよ♪
<日高食品さんの事例を2つ紹介させて頂きます>
・わかめパッケージ開発
「わかめ」ってパッケージに書いても、
そりゃ差別化にならない。
お客様の心に響かない。
じゃあ、どうしましょう。
わかめや海藻が体にいいってことはみんな知ってます。
でも、実際に食べている人って少ないですよね。
そんな人の心に訴えかけるようなネーミングにしました。
「毎日 海藻足りてますか?」
ね、こんな風に語り掛けるネーミングにすると
伝えたい方に、伝わるようになりますよね。
ちなみに、これは「語り掛け口調」でネーミングする手法です。
「佃煮」よりも「ごはんですよ」
「煎茶」よりも「おーい、お茶」っていう方が響くでしょ!
・だしのパッケージ開発
「本格天然だし」にするのか?」
「食育専門だし」にするのか?
いやいや、もっと日常で響くネーミングにしよう!
「ねぇ お母さん だしってなぁに?」
小学生がお母さんに語り掛ける口調のネーミングになりました。
これって、日常会話でもあるので、響きますよね。
<こんな風に楽しみながらパッケージ開発してます>
この画像は日高食品工業さんとの商談の風景です。
楽しそうでしょう♪
こんな風に、パッケージに相談に乗っております。
<日高食品工業さんはこちら>
今回、紹介させて貰った商品を
「買ってみたい!」
あるいは
「うちの店で扱いたい」
という方は、ぜひ連絡してみてね♪
日高食品工業様
http://www.hidaka-foods.co.jp/index.html
兵庫県姫路市花田町勅旨30番地の1
Tel. 079(251)1152 Fax.079(251)1153
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。