【パッケージが美味しさを左右する?「感覚転移」による視覚効果でキリン氷結は「冷たくた美味しい」】
【パッケージが美味しさを左右する?「感覚転移」による視覚効果でキリン氷結は「冷たくた美味しい」】
おはようございます。松浦 陽司です。
私はビールの味は分かりません。
そして、ワインの味も分かりません(笑)
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-10959148915.html
昨日の記事の西泰宏さんのコメントによる気づきです。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11264243889.html
Klein Constanitiaのはちみつ
この記事を見て、西泰宏社長はこんなメッセージをくれました。
「これはいい!ユニークだけでなく、おいしそうな気がします」
・・・まさに!
その通りなんです!
日本人は特に「五感」で感じます。
例え美味しい料理でも、「見た目」が悪かったら不味いと感じるんです。
逆に言うと、「見た目」が良ければ、まずいものでも「うまい」と感じます。
この感覚は「感覚転移」と呼ばれます。
平たく言うと、「パッケージで美味しそうと感じたり、そうでなかったりする」ということです。
ビールの銘柄にこだわる人は多いですね。
でも、ブラインドテストで当てれる人は殆どいないそうです。
つまり、競合商品以上に、情緒的に「美味しさ」を感じさせることが重要です。
「味」で勝てなくても、総合評価で勝てます。
結論が遅くなりました。
ロングセラーのキリン「氷結」
格子の凸凹で、「冷たい、美味しい」という情緒的価値を刺激します。
さらに、持ちやすい。
あるいは、廃棄の際に潰しやすい。
こういった価値も生みだします。
「味が大事なんだよ」と思っている貴方!
お客さんは総合的な価値、パッケージも含めた価値をみているということを認識しないといけません。
さて、中小企業に置き換える勝手にパッケージマーケティングコンサルコーナーです。
もし、パッケージに関する企画費用、デザイン費用が0円だとしたら。
これは致命傷です。
パッケージはモノ言わぬセールスマンです。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11149383688.html
販売促進費なので、売上アップのために使うべきですね。
もし、0円でしたら、松浦 陽司までお問い合わせくださいね。
お安くしておきます(笑)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。