【新しい市場を創る時のパッケージ グリコ“ストレス社会で闘うあなたへ”「GABA」】
【新しい市場を創る時のパッケージ グリコ“ストレス社会で闘うあなたへ”「GABA」】
こんにちは。松浦 陽司です。
今、新市場に飛び込む新商品のパッケージ企画の話を貰っています。
・・・ということで、
今日は新市場を創る時のパッケージの話です。
アミノ酸の一種であるGABAにリラックス効果があるようです。
商品パッケージの中に
「この商品を購入したらどんな良いことがあるのか」
こういったことを明記して、伝えることが必要なんです。
消費者にとって初めての商品なわけですから、
「ずばり、あなたにこんなに役に立つ!」
ということを伝えるんですね!
しかも、短く、分かりやすく、伝える必要があります。
キャッチコピーをパッケージに書くことが重要です。
新市場に商品を送りだす時は
伝わるキャッチコピーをパッケージに!
さて、ここで中小企業に置き換える勝手にパッケージマーケティングコンサルコーナー!
パッケージにとって重要なのが「色」なんです。
お客さんが「あの商品の色」として覚えてもらう必要があります。
でもよくあるのが
「こっちの袋と、こっちのケースの赤がなんか違う」とか、
「あれ?昔と比べて紺色が薄くなってきたような」ということ。
せっかくお客さんが「色」認知してくれているのに、なんとももったいない!
だから、「色」はきっちりと決めておきましょう。
DICの××番です。
パントーンの□□番です。
こういった風に決めておけば、
袋もケースもシールも色が統一できます。
10年経っても同じ色で印刷指定できます。
ちなみに、seedさんのパッケージは「DIC333」の焦げ茶です。
印刷する時に迷いません。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11267148913.html
パッケージの「色」、きっちり決めておきましょうね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。