【ポッカコーヒーのキャラクター十二変化 パッケージリニューアルで新顧客創造+従来顧客維持】
【ポッカコーヒーのキャラクター十二変化 パッケージリニューアルで新顧客創造+従来顧客維持】
おはようございます。松浦 陽司です。
今日は日曜ですね。
小さい変化、大きい変化、両方とも大事だと思います。
最悪なのは「無変化」です。
パッケージも時に繊細に、時に大胆に変化することが大切です!
ポッカの缶コーヒー!
実は既に12代の変化をもたらしています。
10代目→11代目はともかく、
2代目~10代目はほんの小さなリニューアルです。
この小さい変化が大事なんです。
明治 ブルガリアヨーグルトも22回のデザインチェンジをしています。
詳しくはこちら
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11120163565.html
パッケージデザインは錆びつくのです。
だから、新しい顧客に認知してもらうために、変化が必要です。
若い層、あるいは今まで買ってくれなかった人の目につくように変化しないといけません。
小さい変化が大事なんですね!
味の素の「ほんだし」も7回のリニューアル!
詳しくはこちら
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11263627230.html
だけど、あまりに大胆に変わってしまうと、
今までのお客さんが「あれ?あの商品何処にいったの?」となってしまいます。
積み上げた歴史、ブランドがあるのであれば、
あまりきれいさっぱりと変えることは望ましくないですね。
本当になんのブランド価値もない場合、
大胆なリニューアルで売上4倍以上になった「おはようポテト」の例もあります。
詳しくはこちら
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11132636770.html
さて、ここで中小企業に置き換える勝手にパッケージマーケティングコンサルコーナーです。
「今のままでは売れないのでパッと変えよう」
このように言う方が時々いらっしゃいます。
その方はちょっと待って。
せっかくの従来顧客を逃してしまう可能性があります。
「今までこれまでやってきたから、売上はダウンしているけど、そのままで頑張ろう」
このように何も変えずに頑張っている人もいらっしゃいます。
その方はちょっと待って!
ちょっとずつでも変えたほうがいいんじゃないですか?
自分や自社の商品のポジションを見ながら、大きく変えるか、小さく変えるか、考えてみましょう。
再度、一番重要なので繰り返します。
一番最悪は「無変化」ですよ!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。