【コロナ時代のパッケージは「説明不要になるけど、説明がいるようになる」】~seedさんの日本生まれのお米のチーズケーキパッケージ~
コロナの影響で
お客様の商品購入方法が変わります。
店舗販売がお取り寄せになったり
実店舗飲食がテイクアウトになったり。
ショッピングもオンラインや通販になってます。
そうなると、パッケージはどのように変わっていくのだろうか?
seedさんのチーズケーキケースパッケージを事例に解説します!
「オーガニック素材にこだわった 日本生まれのお米のチーズケーキ」
ずばり!
「説明不要になるけど、説明がいるようになる」
って、なんのこっちゃ(笑)
前半の「説明不要になるけど」を先に説明しますね。
オンラインで買い物をするということは、
HP上に情報をいろいろと書き込むことができます。
seedさんのHPにも
「米粉は有機米なんですよ」
「鹿児島県産の粗糖の絶妙な甘さ」
「保存料、香料など余分なものは一切使ってません」
というようなことが書いてあります。
お客様は「なるほど」と思って購入してくださいます。
本来、店頭販売では必要だった、いわば「チラシ的要素」である
商品PRは、パッケージにそんなに書き込まなくてもいいのです。
なるほどね。
「説明不要になる」というのはこういうことです。
さて、後半に残った
「説明がいるようになる」を引き続き解説します。
オンラインで買い物をしたのが「お母さん」だとしたら
お母さんはそのseedさんのこだわりを知っています。
でも、一緒に食べる人はどうでしょうか?
お父さんや、お嬢さんはそのことを知ることができません。
それは、悲しい。
そこで、パッケージの裏面でちゃんと「説明する」ことが必要になってきます。
蓋をパカっと開けると、説明が出てきます。
「日本の美味しいオーガニック素材にこだわった
体に優しいチーズケーキです」
そして、素材のこだわりも伝えています。
なるほど、裏面にも印刷して説明することによって
お父さんにも、お嬢さんにも「seedのこだわり」が伝わっていくのですね。
もしも、何も書いて無かったら。
お父さんと、お嬢さんには永遠に伝わりません(泣)
・・・ということで、コロナによって商品購入形態がオンラインに変わると
「パッケージには説明不要になるけど、説明がいるようになる」
というお話でした。
ところで、コロナの影響で
seedさんも実店舗での売上はかなり落ちているようです。
しかしながら、オンラインの販売に注力しながら頑張られておられます!
ぜひぜひ、seedのオンラインショップを見てみてね♪
もちろん、今日紹介しているチーズケーキも購入できます。
https://eseed.theshop.jp/
「チーズケーキを手軽に食べたいなー」という方には
トライアングルチーズケーキがオススメです。
手のひらサイズです。
https://eseed.theshop.jp/
冷凍ピザも美味しいよ~♪
凛もバクバク食べてました。
https://eseed.theshop.jp/
<追記>
このseedさんのパッケージも掲載されている
「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」
https://buff.ly/2REwxxs
Amazonで予約受付中!
5月15~18日くらいに届くので、ぜひご予約くださいませ。
あわせて、第2回の出版記念オンラインセミナーも
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。