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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【福砂屋のフクサヤキューブにはまだまだ秘密が!日本人が好む縦横比を使い、歴史を訴えます!】
2012年06月21日

【福砂屋のフクサヤキューブにはまだまだ秘密が!日本人が好む縦横比を使い、歴史を訴えます!】

【福砂屋のフクサヤキューブにはまだまだ秘密が!日本人が好む縦横比を使い、歴史を訴えます!】

おはようございます。松浦 陽司です。

急遽、道頓堀ホテルにてAM6:30~9:00くらいまで早朝勉強会に参加しておりました。
その話はまた後日。

最近、2度ほど福砂屋「フクサヤキューブ」の記事を書きました。
こちらのパッケージが本当によくできているなと思います。
他の技も紹介します。

①「日本人が好む縦横比」ってご存知ですか?

1位 白銀比 1:√2 (約1:1.414) 19.3%
2位 正方形 17.7%
3位 黄金比 1:約1.618 15.0%

詳しくはこちら
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11130766479.html

白銀比は結構、当たり前にあります。

 
だから、福砂屋さんは2位の正方形を多用してます。

 
1個1個が正方形(立方体に近いかな?)

 
詰め合わせも正方形になるように工夫。

これは狙ってやっていると思います。

②パッケージで歴史を訴える。


サントリーのウイスキーなどは「Since1937」で創業年度をアピール。
歴史を感じさせます。

詳しくはこちら
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11095290425.html

歴史は信頼感をアップさせます。
お客様の購買動機になります。

 
福砂屋のケースも「Since1624」としっかり明記してます。
おお!
400年近くも続いている老舗なんですね。
歴史感じますね!

ここで勝手にパッケージマーケティングコンサルコーナーです。

まず、会社が創業何年かお調べください。
100周年!
10周年!と記念イベントができます。

別に創業でなくても大丈夫です。
一番のヒット商品は何年ですか?
「サントリー角ウイスキーは○○年」というように、商品の歴史でも大丈夫です。

そして、究極、別に切りのいい数字にこだわる必要はありません!

JINTAN116(森下仁丹)
創業116年目に発売された仁丹です。

詳しくはこちら
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11227924323.html

しっかし、切り悪い数字ですねぇ(笑)
でも、それでも良いんです。歴史があるなら(笑)(笑)

ぜひ、自社の歴史、商品の歴史をパッケージにしてみてくださいね!

福砂屋さんの前の2つの記事もまだの方はぜひ、お読みください!

●コンプリート欲を刺激する袋の話
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11277858472.html

●シーンによって使い分ける包装紙の話
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11282142217.html

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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