【不滅のロゴデザイン CID研究所 高田雄吉氏 ロゴにもコンセプトを!】
【不滅のロゴデザイン CID研究所 高田雄吉氏 ロゴにもコンセプトを!】
こんにちは。松浦 陽司です。
昨日(2012年6月21日)は大阪でデザインセミナーを受講しておりました。
今日はパッケージマーケティングの番外編。
パッケージにもよくついている「ロゴ」が主役の話です。
不滅のロゴデザイン
~強いデザインをつくるために~
CID研究所 高田雄吉氏
高田氏は語ります。
スーパーロゴ(不滅のロゴ)には複数の要素が必要だと!
もうちょっと分かりやすく説明しますね。
パッと見て、ただの「B」に見えます。
ここの3つの要素、
コンセプトと言ってもいいです。
それが隠れているんです。
①縦線に「1」が隠れている。
「お客様にとってNo.1を目指そう」
そのような思いが込められているんです。
②最後の跳ねが右肩上がりになっている。
これはグラフに例えられています。
どんなに苦しい時でも右肩上がりで成長していこうという
意思が込められています。
③全体の雰囲気が「だるま」っぽい
どんな状況でも立ちあがる、そんな思いが隠されています。
このような3つのコンセプトが隠されているんです。
こういったことを社員さんと共有します。
すると、「私たちはこんな思いでやっているんだ」ということが共有できます。
また、お客さんにも説明します。
「ナンバー1を目指してます、そのためにダルマのように強く、そして右肩上がりに・・・」
そうすると、お客さんも共感します。
そうなんです。
「コンセプトが大事」なんです。
今日の勝手にパッケージマーケティングコンサルコーナーです。
なんとなくカッコいいデザイン。
なんとなくカッコいいロゴ。
そう言ったものは語り継がれないのです。
ぜひ、後付けでもいいので「コンセプト」を考えてみましょう!
明日はパッケージ松浦のお客様である
「四季乃菓子 あわや」さん
http://awaya-tokushima.com/
こちらの実例で紹介させて頂きます!
さらにロゴに対するコンセプトを深めていきます!
お楽しみに!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。