【パティシエ エス コヤマのバウムクーヘンはまるで連載小説のようなパッケージ】
【パティシエ エス コヤマのバウムクーヘンはまるで連載小説のようなパッケージ】
こんにちは。松浦 陽司です。
兵庫県三田市で非常に有名なエスコヤマさん。
こちらのバウムクーヘンのお土産を頂きました。
コヤマのバウムクーヘンはまるで絵本のようなパッケージにしております。
これだけで可愛いですね。
スライドして、絵本が出てきます。
ちなみに、本の帯にこのように書いてあります。
☆☆☆
少年・ススムと大きな木の出会いの物語。
田舎のおばあちゃんちで過ごした、
ある楽しい夏休みのメモリー
☆☆☆
パッケージでなく、本当に絵本のようです。
☆☆☆
思い出の大きな木 Ⅰ
毎年、セミがミンミンうるさく鳴きはじめると・・・
(かなり中略)
大きな木とススムは、ずっと、ずっと、いっしょだった。
☆☆☆
このような物語が書いてあります。
注目すべきは「Ⅰ」です!
これは連載されるんですね。
デザインもさることながら、
パッケージの形態もさることながら、
ストーリー性を持たせる工夫もされています。
「そう言えば、Ⅱになったかしら?」
そんな風に思って、また店に足を運ぶお客さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
こんな商品にストーリーを持たせるパッケージも非常に面白いですね!
まぁ、なかなかここまでパッケージにお金をかけるのは大変です。
そう言った場合のパッケージマーケティングとしては、ずばりネーミングにストーリをつけることです。
「四代目と喧嘩しても作りたかった五代目の米粉カステラ」
こんな商品があります!
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11087689882.html
ネーミングだけで、どんなストーリーがあるのか気になりませんか(笑)?
※今回のエスコヤマのバウムクーヘンは、知人の高橋誠さんから頂きました!
有り難うございます!
(紹介が遅れて済みませんでした)
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。