【パッケージは捨てるんじゃない!残すんだ!】~価値観を買えるパッケージ3選~
「パッケージって使用した後、捨てますよね。ゴミっすよね」
・・・という考え方を否定するわけではない。
しかし、この動画を見てもその考えは変わらないだろうか?
これも芸が細かい月餅🥮。このパッケージアイディアは他にも応用できそう。 pic.twitter.com/KZTz1OKph2
— 谷田 和郷@中国深センのハードウェア製造現場に行く仕事【現場・現物・現実】 (@TKazusato) September 10, 2019
うわー。
すごい!
こんなファンタジーなパッケージがあるんだ。
ボクもびっくりしました。
こちらの情報は
パケ買い推進委員会の中で、池田綾子さんに教えて頂きました。
ありがとうございます。
ねえ。
こんなパッケージがあったら捨てられないでしょう?
パッケージを
「捨てる」から「捨てられない」に切り替える工夫をしてみると如何でしょうか?
例えば他にも!
三和酒類 いいちこフラスコボトル
(画像出展はこちら)
ねえ、美しいでしょう?
開発コンセプトが
「捨てられないパッケージ」だったということ。
確かに、捨てられない!
捨てられないということは、
家のどこか、テーブルの上などに置かれている。
すると、見るたびに
「あ、いいちこだ」って思い出す。
頭の中で、いいちこのシナプス結合が起りまくり
「いいちこ回路」が出来上がっちゃうわけです。
必然的に、次、飲む焼酎も、いいちこになる訳です。
さて、他にもパッケージの形だけを特殊にするのではなく、
後から遊べる工夫をするパッケージもいいですよ!
次に紹介するのは
岡本製麺 味覇拉麺トラックBOX
最初はの四角い状態。
ミシン目や罫線がついているので
それにそって組み立てると。。。
リアルなトラック型に変形!
かっこいい!
これだけでも興奮するのですが、、、
こんなシートが中に入っていて。
おお、小さいトラックができた!
これは組立も簡単なんです。
しかも、可愛い!
大きいトラックはお父さんが!
小さいトラックはお子さんが組み立ててはいかがでしょうか?
しかも、さらに秘密があって。
実は、このミニトラック、走ります(笑)
ちょっとカスタマイズは要りますが
プルバックカー上のパーツを外して、
味覇ミニトラックと合体させます。
すると、奇跡の一致!
その走る姿はこちら!
ぐおおっ!
興奮しますね(笑)
まさに、捨てたくないパッケージです!
記念になって、残しておくパッケージです。
こんな風に、
「パッケージは捨てるもの」という固定観念から
「パッケージは残すもの」という商品開発を考えてはいかがでしょうか?
企業ブランド、商品価値が高まることは間違いないでしょう!
さて、こちらの味覇拉麺トラックBOXの事例も掲載されています。
「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」
Amazonや全国の本屋さんで販売中!
本の購入方法
1.あなたのご近所の書店(品切れの際はレジでご注文ください)
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6月1日(月)には、かがわ自由大学様の主催でオンラインセミナーが開催されます!
ぜひ、ご参加くださいね♪
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。