【バンドワゴン効果をパッケージに活かすには?】~徳島ラーメン「東大」のお土産パッケージ~
ねーねー、オカムラー。
どうして、コンビニに入ったらすぐに本棚があるか知ってる?
え?
えーと、“あ、今日はジャンプが出たんだ”って
お客様に知らせたいから?
ボーっと生きてんじゃねーよ!
今こそすべての日本国民に問います。
コンビニの本棚のことも知らないくせに
「私はセブン派」とか「徳島はジャンプが土曜日発売」とか言ってる
日本国民のなんと多いことか。
しかし、チコちゃんは知っています。
コンビニに入ったらすぐに本棚があるのは
(本来は)立ち読みして欲しいからーーーー!
※諸説あります。
ほら、行列のあるラーメン屋とか並びたくなるでしょ。
あれって、「バンドワゴン効果」って言うんです。
要するに
「人気あるラーメン屋なんだ!間違いない」
「みんなが食べてるんだから、私も食べたい」
って感情が沸き起こってきます。
人は人がいるところが好きなのです。
だから、コンビニさんも立ち読みしてもらうことで
「あーー、なんだかこのコンビニは人気があるなー」
と思ってもらって、来店してもらいやすくなるように
工夫をしているのです。
※諸説あります。
まあ、現在は時代は変わってもともと「立ち読み禁止」のところも増えてます。
本に輪ゴムかけたり、テープ貼ったり。
あと、コロナの影響で禁止に変わってるところも多いですよね。
さて。
この、バンドワゴン効果をパッケージに活かすとどうなるか?
こちらは徳島ラーメンで有名な「東大」のお土産ラーメン!
実は、バンドワゴン効果を使っています。
アップにしてみましょう。
ここです!
東大のリアル店で行列している様子がデザインされています!
さらに側面も行列
うわー。
何m並んでるんだろう?
行列は有名店の証だから
これはお客様への訴求ポイントになりますね!
本日は知ってるとちょっとだけ自慢できるような
トリビアネタと、
そのパッケージへの応用を考えて見ました!
こちらでパケTube解説もしております。
よろしければ、併せてご覧くださいませ。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。