【時代の変化で変わるパッケージ 東京ばな奈の4つ入りお手軽土産パッケージの秘密】
【時代の変化で変わるパッケージ 東京ばな奈の4つ入りお手軽土産パッケージの秘密】
おはようございます。松浦 陽司です。
昨日も羽田空港でうろうろしておりました。
昨日は森永ホットケーキミックスが時代と共に
「箱」から「袋」へ、メインパッケージが変わった話をしました。
まだ読んでないというかたは、ぜひこちらをクリック。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11316279124.html
もちろん、時代の変化は家庭や消費動向、お土産需要にも大きな変化を生んでおります。
「東京ばな奈」と言えば、言わずと知れた東京のお土産の代表格。
私も時々、いただきます。
やっぱりお土産の定番パッケージですね。
個包装の袋に入れて、
ケースに入って、
包装紙で包んで、
最後はポリ袋か紙袋に入れます。
これで「いかにもお土産~」という感じです。
でも、最近、違ったパッケージのものが主流になっていますよね。
それがこちら。
トレーに4つが入ったタイプです。
このパッケージが導入された理由を考えてみます。
①単純に包装資材代・梱包費用の削減
この効果は間違いなくあるでしょう。
紙(ケース、包装紙)より、化成品(トレー、フィルム)などの方が安いのです。
②お手軽効果
もちろん、単価も安くなりますし、お求めやすいです。
形式ばった、厳かな紙媒体より、手に取りやすい効果も期待できます。
③人口や部署人数の減少
一世帯当たりの人数や、一部署当たりの人数が、
今や3~4人程度です。
5人家族、6人家族だと、もはや大家族ですね。
そんな個数、必要ないんです。
私の見たところでは、やっぱり箱入りより4入パッケージが売れているような気がしました。
実は東京ではこのようなパッケージはたくさんあります。
地方に行くと、あまり見ないですね。
こういったパッケージも今後、広がっていくかと思います。
ちなみに、このパッケージの場合でも、「個包装」は外しませんでした。
ちなみに、お土産に個包装がいい理由はこちらです。
読んでない方はぜひ、お読みください。
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11138880488.html
今日も一日、宜しくお願いします!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。