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2012年08月4日

【ロッテのガーナミルクチョコレート国内No.1売上げの板チョコ パッケージが売上げの鍵だった!】

【ロッテのガーナミルクチョコレート国内No.1売上げの板チョコ パッケージが売上げの鍵だった!】

こんにちは、松浦陽司です。
車の中にチョコを置きっ放して、ドロドロにしてしまいました。
ショックです。


ロッテのガーナミルクチョコレートは
2008年より国内売上げNo.1をキープしてます。

しかし、その誕生は決して順風ではありませんでした。

1964年に誕生したのですが、すでにその時はライバルが犇(ひしめ)いていたのです。

 

1918年発売の森永ミルクチョコレート!

 

1928年発売の明治ミルクチョコレート!

この2つの商品に勝たないといけません。
そのため、売り場で目立つような工夫をしました。

それが「色」です。

森永も明治も同系統の「茶色」のパッケージでした。
そこで売り場で目立つように、「真っ赤」なパッケージにしたのです。

 

この赤のことを、「ガーナレッド」と呼びます。
売り場でとっても目立ったそうです。

以来半世紀以上、このガーナレッドを守り、ブランドを構築しています。
ついに2008年からはNo.1になったんですね。

市場に定番、
商品に当たり前、
チョコは茶色のパッケージ。

そんな常識を覆すこと!
貴方の会社の商品でも考えてみてはいかがでしょう>

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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