【ロッテのガーナミルクチョコレート国内No.1売上げの板チョコ パッケージが売上げの鍵だった!】
【ロッテのガーナミルクチョコレート国内No.1売上げの板チョコ パッケージが売上げの鍵だった!】
こんにちは、松浦陽司です。
車の中にチョコを置きっ放して、ドロドロにしてしまいました。
ショックです。
ロッテのガーナミルクチョコレートは
2008年より国内売上げNo.1をキープしてます。
しかし、その誕生は決して順風ではありませんでした。
1964年に誕生したのですが、すでにその時はライバルが犇(ひしめ)いていたのです。
1918年発売の森永ミルクチョコレート!
1928年発売の明治ミルクチョコレート!
この2つの商品に勝たないといけません。
そのため、売り場で目立つような工夫をしました。
それが「色」です。
森永も明治も同系統の「茶色」のパッケージでした。
そこで売り場で目立つように、「真っ赤」なパッケージにしたのです。
この赤のことを、「ガーナレッド」と呼びます。
売り場でとっても目立ったそうです。
以来半世紀以上、このガーナレッドを守り、ブランドを構築しています。
ついに2008年からはNo.1になったんですね。
市場に定番、
商品に当たり前、
チョコは茶色のパッケージ。
そんな常識を覆すこと!
貴方の会社の商品でも考えてみてはいかがでしょう>
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。