【山口一心堂はコロナ禍でどのように利益を伸ばしたか?】~パッケージマーケティング協会リアル&zoom例会~
マーケティングの4Pってありますよね。
Product(プロダクト:製品)
Price(プライス:価格)
Place(プレイス:流通)
Promotion(プロモーション:販売促進)
コロナ禍において、この4つの内、
Product(プロダクト:製品)を変えて、利益を伸ばした企業がある!
それが滋賀県の山口一心堂さん。
2020年8月3日(水)
パッケージマーケティング協会 リアル&zoom例会
「山口一心堂はコロナ禍でどのように利益を伸ばしたか?」
発表者は山口智久さんです。
本当はリアルでボクも大阪に行って参加予定だったのですが、
コロナの状況のおかげで、zoomにさせて頂きました。
(うーん、無念だなー)
参加者はパッケージマーケティング協会のメンバー!
そして、おおっ!
社長である、山口智久さんのお父さんやおじさんや弟さん。
(お母さんも耳だけ参加してたそうです)
こうやって身内にご自身の発表を聞いてもらうって素晴らしいな。
さて、内容。
山口一心堂は滋賀県で貼り箱などの製造販売の会社。
https://www.yamaguchi-isshindo.jp/
コロナの影響が出始めた2020年3月に
コロナ対策の段ボールパーテーションの販売を開発。
その様子は滋賀県NHKにも放送されたそうです。
ウィルス残存期間が
アクリルのパーテーションが72時間に対し、
段ボールのパーテーションでは24時間と、圧倒的に短いそうです。
(参考記事)
その後、4月販売スタート。
損得勘定を抜きにして、
「市役所や県庁の方に安心して働いてもらいたい」という気持ちから
パーテーションを寄贈されたそうです。
すると、大津市役所からも御礼を頂いたり
朝日新聞や、NHKで紹介してくれりしたそうです。
うーん、この「寄贈」ってなかなか美しい心がないとできないですよね。
すばらしい。
こうやって新商品を開発!
コロナ禍で利益を上げているそうです。
山口智久さんは今年9月から代表取締役に就任されるそうです。
発表を聞いて、現在社長であるお父さんも。
幹部であるおじさんも弟さんも。
最後にコメントしてくれました。
山口智久新社長と共に、
山口一心堂は第一歩を歩み始めるという決意を感じました。
これからコロナ禍という大変な時期ではありますが、
共にパッケージ業界から盛り上げていきましょう!
パッケージマーケティング協会の理念は「共創」!
赤裸々にご発表を頂いてありがとうございました!
共に成果を創っていきましょー!
ありがとうございます。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。