【「好き・楽しい」を発信して、お客さんにも「好き・楽しい」を共感してもらうパッケージ】
【「好き・楽しい」を発信して、お客さんにも「好き・楽しい」を共感してもらうパッケージ】
自社の商品、自社のパッケージは好きですか?
パッケージを楽しんでますか?
「選んで買ってもらう」のに重要な5つのポイント
① 絞り込む
② 売り込まない
③ 「好き・楽しい」を発信する
④ ストーリーを語る
⑤ 新たな意味づけをする
今日は③「好き・楽しいを発信する」です。
「私、この商品が好きなんです!」
「ぼくはこの土地が好き!」
「このパッケージ、楽しいでしょ?」
そんな思いを載せて伝えるんです!
するとお客さんが
「この人がこんなに好きなんだったら買ってみようか」
「私もこの時が好きだから買ってみよう」
「もうこのパッケージが欲しい!」
そんな風に、選んで買ってもらえる理由になる時があります。
新大阪で見つけた「大阪 いちごドルチェ」
このパッケージ、可愛いですね。
ちなみに、こんなPOPが添えられていました。
これがまた心を掴まれます(笑)
☆☆☆
ごめんなさい。
この箱って、男性の皆さまが持ち歩くのには可愛くて恥ずかしいですよね。
でも!!
このお菓子、女性にはめっちゃ人気なんです。
会社の女性社員の92%が「可愛い!面白い!美味しい!」と大好評!!
ここは恥ずかしさに耐えて、
会社の女性社員。。。。。
いえ、愛する奥様、娘様の為におひとついかがでしょうか?
さすが!といわれること間違いなしです!!
事務スタッフの船越です。
☆☆☆
いやー。
いちごドルチェへの「愛」が感じられますね!
売り物はもはや中身の「いちごドルチェ」ではないですね(笑)
「船越さんがそんなに愛情を感じている商品なら共感するな」という感情を買いたくなりますね。
また、愛する女性に“さすが”と言われる体験も得られそうです。
これも選んでもらう価値ですね!
こんなのもありますよ!
「キットカット 新幹線のぞみ ドクターイエロー」
もう、楽しくて仕方ないですよね。
パッケージ自体が商品になっています。
(詳しくはこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11092396222.html )
菓匠明美の都電最中(とでんもなか)もすばらしい。
荒川線の車両を模したパッケージです。
遊んでますね~。
都電が大好き!荒川大好きなんでしょうね!
(詳しくはこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11309540914.html )
こんな風に、パッケージで「好き・楽しい」を発信するということは非常に共感を生みまますね!
さて、「選んで買ってもらう」のに重要な5つのポイントの3つ目でした。
① 絞り込む
② 売り込まない
③ 「好き・楽しい」を発信する
④ ストーリーを語る
⑤ 新たな意味づけをする
④「人のストーリーを語る」を発信するについてはまた後日。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。