【季節感を出して「買う理由」づくり キリンラガービールと麒麟淡麗<生>の「もみじ缶」】
【季節感を出して「買う理由」づくり キリンラガービールと麒麟淡麗<生>の「もみじ缶」】
こんにちは。松浦陽司です。
居酒屋では「とりあえずビール派」です。
先日はキリンビール「秋味」の話を書きました。
季節感あふれるパッケージです。
でも、商品開発が大変ですよね。
秋用に濃い味になってます。
そして、新しいパッケージです。
でも、キリンさんはこんなこともやってるんですよ!
「中身は全く変えてません!でもパッケージを変えることで新商品みたいに見える!」
それがこちら!
「キリンラガービール」と「麒麟淡麗<生>」の「もみじ缶」!
秋の紅葉のシーズンに合わせ、季節限定で発売します。
2012年8月中旬製造分から切り変わってますので、店頭で既に見た方も多いはず。
2012年8月中旬製造分から切り変わってますので、店頭で既に見た方も多いはず。
いずれも華やかで目をひくパッケージですね!
佐藤可士和さんのデザインだそうです。
秋の季節感溢れる紅葉のパッケージ!
「お!秋を感じるねぇ!」と喜ばれそうです。
乾杯のシーンを盛り上げます!
このパッケージの素晴らしいところは「中身は変わってない」ということです!
パッケージを変える、季節感を出すだけで、お客さんの心をわくわくさせて、買う理由をつくります。
中身の商品開発はなかなかできなくても、パッケージで季節感を出すことはすぐにできそうですね!
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。