【「いいパッケージ」は「かっこいいパッケージ」なのか?】~疑問と検証~
一つ疑問があるんです。
それは
「いいパッケージ」は「かっこいいパッケージ」なのか?
ってこと。
「いやー、いいパッケージできましたね。
でも、販売してみて売れませんでしたね」
これじゃ、全く意味ないですね(汗)
ちなみに、こちらの商品はご存じでしょうか?
https://news.infoseek.co.jp/article/atpress_220578/
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こちらのRukuten Infoseekニュースで、このように解説されております!
赤玉株式会社(大阪市中央区、代表取締役:三原 幸夫)が2019年12月にお父さんの枕の臭いが気になる主婦に向けて発売した「父さんのまくら消臭スプレー」(税別1,000円)は、発売から約8カ月で累計販売本数が6,500本を突破いたしました。
そうなんです!
売れているのです!
でも、よく見ると、、、、
別に「かっこいいパッケージ」ではないかも知れませんね(笑)
かっこいいパッケージではありませんが、
狙い通り「お父さんの枕の臭いが気になる主婦」には
「そーそー、そーなのよ、お父さんのまくらが臭いのよ」と刺さり
ヒット商品になっております。
こう考えると、「いいパッケージ」は、イコール「かっこいいパッケージ」ではありませんね。
売れなきゃ、意味ない!
確かに
いいパッケージ≠かっこいいパッケージ
じゃない!
いいパッケージ=売れるパッケージ
ですね(^^♪
ちなみに、「いい○○」のところには
自分の会社の○○を入れてみてね。
考え方が変わってきます。
・いいキャッチコピー=売れるキャッチコピー
・いいサービス=売れるサービス
・いいPOP=売れるPOP
・いい商品=売れる商品
とかね。
こちらの解説、他の牛乳パッケージの事例なども加えて、パケTubeで解説してます!
11分11秒くらいからです!
ぜひ、ご覧くださいませ(^^♪
あ!
そうだ!
父さんのまくら購入ページはこちらです!
https://fns.base.shop/items/25535196
父さんのまくらが臭いと思う方はぜひ!!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。