【「形」認識するパッケージ 日清ラ王のカップは八角形で有名 ではインスタント5食袋になると?】
【「形」認識するパッケージ 日清ラ王のカップは八角形で有名 ではインスタント5食袋になると?】
おはようございます。松浦 陽司です。
ラーメンは豚骨系が好きです。
もちろん、徳島ラーメンも好きです!
そして、時々、カップラーメンを食べます。
日清ラ王は八角形のパッケージが目立ちますよね。
八角形にすると、パッケージ自体が自立するので、
ディスプレイにも役立ちます。
(詳しい記事
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11076443695.html )
人はまず、パッケージの「色」や「形」で認識します。
「形にこだわる」というのは大事なことなんです。
では、商品の横展開する時はどうでしょう?
ラ王 5食入り インスタントラーメンバージョンパッケージ
流石に、袋になってしまうので、八角形にはできません。
でも、八角形の印象が強いので、この認知資産を生かさない手はありません。
だから、あるでしょう?
パッケージの至る所に、八角形で「ラ王」の文字が!
これでお客さんも
「あ、やっぱりラ王だ!」ということになります。
袋のパッケージに認知された、カップパッケージの柄を入れる。
こうやって、認知度を高めています。
媒体が変わる時も、認知されたパッケージの形を使うのも面白いですね。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。