【ブンチョウの「ベビーコロール」はキッズデザイン大賞受賞!新パッケージで売上1000万個!】
【ブンチョウの「ベビーコロール」はキッズデザイン大賞受賞!新パッケージで売上1000万個!】
おはようございます。松浦 陽司です。
少子化ですが、親が1人当たりの子供にかける教育費などは年々上がっているそうです。
「子供がターゲットの商品」というのも目が離せませんね。
ブンチョウ ベビーコロール
2~3歳児向けのクレヨンです。
筆記用具でありながら、指にはめて遊んだり、玩具のような楽しさを兼ね備えてます。
1983年発売以降の大ヒット商品ではありますが、長らく低迷しておりました。
(化粧箱での販売でした)
その後、2007年に新パッケージにリニューアル!
クリアケースにて発売されました。
この商品を購入することで得るであろう子供の楽しさが、
ベビーコロールの表情で見事に表現されています。
もちろん、積み木のように重ねて楽しめる要素も、
しっかりと透明パッケージ(クリアケース)にすることで、伝わりますね!
このパッケージで、キッズデザイン賞(2011年)受賞!
2007年から、2011年までに、
累計1000万個を売り上げる大ヒットになったのです。
累計販売のグラフなので分かりにくいですが、
パッケージリニューアル前と後では、売上に5~6倍の差があります。
本来、その商品が持っている価値、
ベビーコロールの場合、楽しさや玩具性をしっかりとパッケージで伝えることで
売上が劇的に変わることがありますね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。