【シェアする時代!パッケージに工夫で2人でも食べれるように。ロッテアイスの「カルピスアイス」】
【シェアする時代!パッケージに工夫で2人でも食べれるように。ロッテアイスの「カルピスアイス」】
おはようございます。松浦 陽司です。
夏はよくアイスを食べました。
娘は今でもよくアイスを食べています。
ところで、今の若い子って何でもシェアしますよね。
3人で食事に行って、一人一皿なんて頼み方はしないです。
3人で三皿頼んで、シェアしますね。
フェイスブックでも「シェア」の機能があったり、
ポッキーが「シェア」を薦めるCMを打ったりと、
これはもう、「シェア文化」ですね。
あと、小食ですね。
あんまり、量が要りません。
・・・ということで、パッケージも変わります。
株式会社ロッテアイスの「カルピスアイス」です。
ご覧のように、パッケージに2つの「あけくち」があります。
①ひとり用あけくち
②ふたり用あけくち
そうです。
一人で食べてもOKだし、
二人でシェアできるようになっているんです。
二人の時は、真中でパキッと割れるようになっています。
こんな風に、パッケージにシェアできる工夫をするだけで、
「あ、あの人と一緒に食べたい」と感じてもらうことも可能ですね!
選ばれる確率があがります。
・・・でも、意外と一人で食べる時も、
食べやすいから半分サイズで食べたり、
あるいは冷凍庫に残して、後で食べたりするかも知れませんね。
なにはともあれ、シェアできるパッケージというのもいかがでしょう。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。