【しじみ70個分のちから(永谷園)はパッケージの文字やイラストでお客さんに伝える工夫】
【しじみ70個分のちから(永谷園)はパッケージの文字やイラストでお客さんに伝える工夫】
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦 陽司です。
前回は「しじみ70個分のちから」(永谷園)のパッケージが変わったという話でした。
(昨日の記事 http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11384791827.html )
「お酒好きのお父さんに思いやりのみそ汁」という文字。
これが以前と比べて2倍以上になってます。
しかも、お父さんのイラスト入り!
文字も大きくなってます。
そして、お父さんイラストを添えることで、
「あ、うちのお父さんも最近、飲み過ぎている」ということを思い出させてくれるのです。
お客さんに伝わらないと、存在しないのと同じです。
しっかりと、パッケージで伝えないといけません。
これを強化しているのが、カップタイプです。
「お酒好きのあなたに、さらに美味しく!」
わざわざビールを持ったお父さんがニッコリしています。
イラストの方が、文字より一目で伝わりやすいのです。
貴方のパッケージは、お客さんに伝わりやすいパッケージになっていますか?
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。