【パッケージコラボで売上120%】~八百秀のバームクーヘンパッケージの秘密~
「コラボレーションの発揮」
って、大事だと思うんですよ。
経済活性のために始まった
「GoToキャンペーン」
旅行に行ったり、
飲食に出かけたり、
経済効果出た半面、
コロナ拡大と言う事態になってます。
政府はちょっと前まで
「GoToは止めない」
という姿勢でした。
でも、昨日
菅首相が「GoToキャンペーン」の見直しを表明しましたね。
「専門家無視できない」
ということで
政府と専門家と
しっかりと話し合って
どっちかの独りよがりでなく
いいコラボレーションを
発揮して行って欲しいと思います。
「コラボレーションの発揮」
という観点で考えると
商品の売り上げを伸ばすのって
意外と簡単だったりします。
「パッケージのコラボレーション」
を考えて見るのです。
八百秀さんの
なると金時 バームクーヘン里むすめは
「パッケージコラボで売上120%」
という状態を創っております。
現物パッケージがこちら!
優しいデザインでしょう。
芋の皮の紫色の箱に、
お芋の中身の黄色の紐を使って
色のコラボレーション!
テクニック的には
トレーシングペーパーという
透け感のある紙を巻いて
パッケージの高級感を高めてます。
「え?これがコラボなん?」
あ、疑問を持つ方、
いらっしゃいますよね。
少々お待ちください。
実はこの商品
もう一種類、色替えパッケージがあります。
こちらです!
先ほどと逆で
箱が黄色に、紐が紫になってます。
このコラボレーションによって何が起きるか?
「なんとなく2種類とも買っちゃおう!」
そんなお客さんがいらっしゃるのです!
中身は全く同じバームクーヘンなんです。
でも、パッケージが2種類、
用意するだけで、売上が上がるのです!
実際に、徳島県物産館という
お土産物屋さんの
尾崎社長に聞いてみました。
「最初から2色パッケージで
販売していたので
比較はできませんが、
あきらかに2個買いしている
お客様は多いです。
パッケージを2種用意することで
売上110~120%にはなっていると思います」
とのこと。
パッケージのコラボレーションで
売上120%になっているんですねー。
実際に喜ぶ消費者「みかりん」が
登場するのはこちらの動画の後半です。
ぜひ、ブログとコラボレーション!
合わせてご覧くださると嬉しいです(^^♪
消費者はパッケージの色を喜んでもらえる。
お菓子屋さんは売上アップで喜んでもらえる。
パッケージコラボレーションで
そんな相乗効果を生み出せて嬉しいですねー。
そして、今日のブログが
また、あなたのお役に立てたら嬉しいです。
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。