【賞味期限37カ月のパン??理由は缶パッケージ!パンの缶詰 パン・アキモトのおいしい備蓄食】
【賞味期限37カ月のパン??理由は缶パッケージ!パンの缶詰 パン・アキモトのおいしい備蓄食】
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦 陽司です。
ベーカリーのパンは美味しいですね。
基本的には焼き立てですし。
でも、1~2日くらいの賞味期限ですね。
(正確には消費期限といいます)
コンビニやスーパーで売っている袋入りのパンも
せいぜい、一週間くらいですよね。
でも、賞味期限37カ月のパンがあるってご存知ですか?
それが、パン・アキモトのパンの缶詰
「アキモトのおいしい備蓄食」です!
パンはもともと、作ったらすぐに食べる食品です。
日持ちさせる必要も、そういった概念もありません。
だから殆ど、袋入りで販売されています。
その概念をひっくり返したのがパン・アキヤマなんです。
私が素晴らしいと思ったのが2点あります。
①パッケージ改革
この賞味期限を達成する大きな要因は缶パッケージです。
これで圧倒的な日持ちを達成しました。
②用途改革
そして、用途を変えてしまいました。
「その日に食べる」から「備蓄食」に変えてしまったのです。
話はそれますが、震災直後、パン・アキモトは10万個のパンの缶詰を被災地に送ったそうです。
本当に社会貢献も素晴らしい会社です。
パッケージを変える、用途を変える、そして売上を変える!
こういったことをパン・アキヤマさんは行っています。
貴方の商品のパッケージは今の状態が適正ですか?
そして、他の用途でPRすることはできませんか?
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。