【パッケージトリビアの世界】~栄養ドリンクはなぜ3本シュリンクパッケージで売られている?~
日本では「ワンワン」
アメリカでは「バウワウ」
と犬の鳴き声は表現されます。
では、日本は日本でも
平安時代の犬の鳴き声は???
意外だったでしょう。
他の国が来ると思いませんでしたか(笑)?
まさか、日本の歴史を
さかのぼるとは。
それでは早速答えを。
平安時代の犬の鳴き声は
「びよびよ」
だったそうです。
「えぇ~」って感じですね。
「ワンワン」になったのは江戸時代からだそうです。
ちょっとしたトリビアですけど
こういうのを知っていたら面白いですね(^^♪
世の中に潜む「トリビア」の世界。
実はパッケージ業界の中にも潜んでおりますよ!
例えば、
栄養ドリンクパッケージにも。
「ねぇねぇ、オカムラー!
ドラッグストアーに、栄養ドリンク売ってるよね。
1本じゃなくって
3本シュリンクパッケージで売ってるの、なんで?」
「えぇっ?3本セットで売って
売上を上げたいんですか?」
・・・はい、違います。
これ、意外に知られていない
パッケージトリビアなんです。
そんなことも知らないで
やれ、サンフレッチェ広島の語源は
日本語の「三」と
イタリア語の「フレッチェ(矢)」を
あわせて「三本の矢」を表現してるんだぜ
とか
やれ、「ちょっと、ティッシュ取って」って言うけど、
正式には「ティッシュ」じゃなくて、「ティシュー」ですから
とか言う日本人のなんと多いことか!
しかし、チコちゃんは知っています。
栄養ドリンクが
3本シュリンクパッケージで売っている理由は
ド、ドン!
「1日1本、
3日は続けて飲んで欲しいという
製薬会社の願いだから」
これが正解!
栄養ドリンクが必要な時って
疲れが溜まっているときですよね。
その時に1本だけ飲んで
「ああ、治った」
なんてことはなかなかないんです。
「せめて3日間は1日1本ずつ飲んでください。
その方が体の調子がよくなりますから」
あの3本シュリンクパッケージは
製薬会社さんの
このような想いだったんですね。
まあ、薬だって
「1回だけ」で効くのなんて
稀なことですしね。
あなたのお友達が
1本だけ、栄養ドリンクを買おうとしていたら
「ねえねえ、知ってる?」
と、今日のトリビアを
自慢げにお話してあげてくださいね(^^♪
ドラッグストアーを歩いてて
ふと思い出したネタでした。
このブログがあなたの生活に
ほんの少しの彩りを添える
お役に立てたら嬉しいです!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。