【亀田製菓の柿の種は1977年から売上3倍に!きっかけはパッケージ個包装化でした】
【亀田製菓の柿の種は1977年から売上3倍に!きっかけはパッケージ個包装化でした】
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦 陽司です。
超ロングセラーを誇る「柿の種」!
1977年から、とあるきっかけで売上が3倍に跳ねあがりました!
さて、そのきっかけというのは、・・・・パッケージです!
やっぱり食品なので、袋を開ける前にも商品劣化します。
開封してしまうと尚更、劣化が早くなります。
そこで1977年!
「フレッシュパック柿の種」の登場です!
パッケージの工夫、
・・・と言っても、基本的には小さい入数の個包装にすること。
大袋でなく、個包装にするだけで変わったことが2つあるんです!
①味
酸化による味の劣化を抑えることができた。
②用途
それまで家族全員で食べるものだったのが、
個人消費、行楽行事、おやつなどの用途にも食べられるようになった!
どうです?
パッケージを変えるだけで、得られる体験まで変わってしまいます。
結果、売上が3倍です!
自社の商品のパッケージは適正でしょうか??
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。