【パッケージで顧客との密接な関係を築く機会を創出 キットカットのスマホの活用事例】
【パッケージで顧客との密接な関係を築く機会を創出 キットカットのスマホの活用事例】
おはようございます。
パッケージマーケッターの松浦陽司です。
さて、あなたの会社のパッケージは時代の変化に対応しているでしょうか?
グーグル 代表取締役 有馬誠氏はこのようなことを言っています。
☆☆☆
スマートフォンのシェアが従来型の携帯電話を上回る日、
ソーシャルメディアの利用者がネット利用者の半数を超える日が
ここ数年で訪れるようとしています。
いつでもどこでも、手軽に情報収集や共有が可能になることで、
性別、世代、地域を問わず消費行動は変わり、
企業のマーケティング活動も大きな変革を迫られます。
一方で、顧客と密接な関係を築く新たな機会も生まれるでしょう。
企業はどのような対応をすべきなのか。
(グーグル 代表取締役 有馬 誠 氏)
☆☆☆
こんな壮絶な時代の変化が起こっているんです。
パッケージが従来品のまま変わらないなんて嘘ですよね。
キットカット キット、サクラサクよ。おいしい応援メッセージ。
まず素晴らしいのは「おいしい応援メッセージ」が
ぜんぶで15種類も入っていること!
それ以上に私が着目したのは、パッケージでのスマホコラボ術です。
「パッケージにスマホをかざすとナオト・インティライミの応援ARライブが♪」
もちろん、パッケージ裏面には
①URL
②「キットカット」検索
③QRコード
ありとあらゆるHP誘導手段が付いてます。
実は①URLのhttp://・・・・って、面倒であんまり打ち込まれないんですよね。
それ以上に、②検索ワード、③QRコードです。
こうやって自社のHPに誘導したり、
フェイスブック、ツイッターに登録してもらったりする工夫をしているのです。
今の世の中、もはやSNSを活用しないという手段はあり得ません。
SNSは、活用するか、活用できないか、その二択だけなんです。
あなたのパッケージは時代に対応しているでしょうか??
パッケージマーケティングの観点から、スマホ活用、SNS誘導は欠かせません!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。