【ライバルを見るな!顧客を見ろ!】
来月、公開の映画
「砕け散るところを見せてあげる」
こちらに<???>役で
出演する原田知世さん!
(???役って、「あの方」みたいな)
ところで、原田知世さんって
一体何歳なんでしょう?
現在は53歳とのこと!
この美しさなのにびっくり!
原田知世さんと言えば
「時をかける少女」ですよね。
当時が15歳なんだそうです。
いつまで経っても、お美しい。
ところで、あなたが
「美しい異性を口説こうと思ったとき」に
心がけていることはありますか?
これって、
「顧客を口説くとき」と
非常に似ていると思います。
パケマツ的には
「ライバルを見るな!顧客(女性)を見ろ!」
という考えをしています。
スティーブジョブズさんの
有名な言葉で、こんなのがあります。
「美しい女性を口説こうと思った時
ライバルの男がバラの花を10本贈ったら
君は15本贈るかい??」
これってなんだかバカバカしい話ですよね。
女性からしたら
後から同じバラの花を貰ったところで
「はぁ?」
って感じになりますよね。
この男性の一番滑稽なのは
「女性を見ずに、ライバルを見てる」
ってこと。
実は、ジョブズの言葉には
後半があります。
「ライバルが何をしようと関係ない。
その女性が何を本当に望んでいるのかを
見極めることが重要なんだ。」
そうなんです。
見るべきはライバルじゃない!
美しい女性の方なんです!
「ライバルがバラの花をあげたから
俺もバラの花を」
じゃないんです!
女性の方を見るんです!
「美しいあの女性は
イタリアンが好きだから
驚くほどうまいパスタのお店に
誘ってあげたら喜ぶかな?」
「キンコン西野が好きだから
映画“えんとつ町のプペル”に
誘ったら喜ぶかな?」
「この間上司に怒られて
傷ついていたから
ただ、ただ、話を聞いてあげよう」
こんな感じです。
「ライバルを見るな!女性を見ろ!」
ってことです。
これをビジネスに置き換えると
「ライバルを見るな!顧客を見ろ!」
ってことになるのですが
逆のこと
意外とビジネスではやってしまいませんか?
「競合他社が100円だから、
うちは99円にしよう」
「あれ?98円にしてきやがった。
97円、いや、思い切って
95円にしてみるか?」
こんなことやってしまいがち(汗)
本当に、競合との価格競争。
「価格」だけの土俵で戦ってしまうこと(汗)
でも、本当に見ないといけないのは
「顧客」ですよね。
顧客が
「価格以上に大事に思ってることは何だろう?」
ってことを考える。
パッケージだったら、
「1円でも安い」よりも
「1円高くても、売れる方がいい」
という価値だってあるはず。
ここに応えるようにしていかないと。
日本農産株式会社(齋藤農園)さんも
最初は無地のレンコン袋を使用していました。
それを、印刷袋に
パッケージリニューアルしたんですよね。
もちろん、無地袋より
印刷袋の方が
パッケージとしては高いです。
でも、「価格よりも販売促進」を
齋藤瑛(ひかる)社長は選んでくれました。
おかげで現在は
パッケージリニューアル後
7か月で約78000枚出荷と
すごいペースで販売されております!
「ライバルを見るな!顧客を見ろ!」
顧客が本当に何を望んでいるか?
見極めて、提案しないといけませんな(^^♪
本日のブログが
あなたのビジネスのヒントになれば幸いです!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。