【正解を選ぶのではない 選んだ道を正解にする】
いやー、もう本当に揺れ動きますね(汗)
例えば、緊急事態宣言!
延長されていた1都3軒も
3月21日解除する方向です。
賛成意見としては
・経済を、飲食店を回すために
・病床使用率が少し低下した
など。
反対意見としては
・感染者は微増傾向だ
・変異種の感染を招く
など。
緊急事態宣言の解除について
①更に延長なのか?
②3月21日で解除するのか?
意見は分かれて当然です。
ここでとっても大切なのは
「正解を選ぶのではない
選んだ道を正解にする」
ってことだと思います。
だって、世の常でしょ?
正解なんかは分からない!
後から
「2020年1月の段階で
緊急事態宣言を出すべきだった」
なんて言えますよ。
でも、その時は
言えないじゃないですか?
パッケージデザインに置いても
①案採用か?
いや、②案がいいのか?
選ぶ段階では分からないんですよね。
先日の、せとうちDMO様主催の
オンラインセミナーにて
平尾とうふ店の
油揚げパッケージリニューアルについて
「①案と②案があり、
②案が採用されました」
とお話させて頂いたんです。
こちらがビフォーの
シールリニューアルなのですが
①案がこちら!
大豆型のシールにして
「鳥取県代表」と名乗る。
そして、歴史観を感じさせる
テクニックの一つなんですが
「普通のことでも
画数の多い感じを羅列して書く」
創業年度、住所、
創業者と伝承者を
漢字で羅列するだけ!
いい感じでしょ?
そして、②案
鳥取代表なので、
シールを鳥取県の形にしました。
平尾隆久社長は
この②案を気に入ってくれて
こちらで進めました。
ポリ袋が安っぽすぎるので(汗)
外側のパッケージも変えて頂き
パッケージリニューアル!
こうなりました!
このパッケージ
リニューアルをきっかけに
現在は年商が
4倍になっている平尾とうふ店さん!
それについて、チャット欄から
「絶対、①の豆型がいいわ」
というコメントが入りました。
なるほど。
そういう意見ももちろんあるでしょう。
趣味趣向の問題ですから。
実際にボクも
①豆型の方も気に入ってたし
平尾さんも「悪い」と
思ってるわけじゃなかったんです。
でも、一つしか選択できない。
その時は、どっちが正解かは分からない。
その中で②鳥取県型を選びました。
そして、その選んだ②鳥取県型シールを
ブランド展開していき、
年商4倍まで育てていったんです。
「正解を選ぶのではない
選んだ道を正解にする」
ってことを愚直に実行されたんですね!
「豆型を選んでいたら
年商は8倍になったのでは?」
なんて意見もあるかも知れませんが
後からは検証できませんからね(汗)
あなたは今日、どんな決断をされますか?
その決断を
正解にするように
行動していきましょうね(^^♪
平尾とうふ店(法人名 クベル)
https://hiraotoufu.com/
鳥取県鳥取市河原町佐貫1206
0858-85-2240
営業時間 9:00〜19:00
定休日 日曜・月曜
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。