【新しい食べるシーンを創造します。ロッテの「ガーナミルクボトル」手に付かず食べやすい】
【新しい食べるシーンを創造します。ロッテの「ガーナミルクボトル」手に付かず食べやすい】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
ロッテ「ガーナミルクボトル」!
通常のチョコレートといえば、板チョコや個包装が多いですね。
バッグの中、テーブルの中に置いてあります。
ところが、パッケージをこのようにボトル状に変えると、
「机の上」に置くことができます。
すると、「仕事中にちょっと食べる」というシーンが創れる訳ですね。
楽天のガーナミルクボトルのレビューにはこんな評価が!
☆☆☆
小ぶりのパッケージに、キュービックのガーナが沢山入っています。
ガーナ・ファンにはたまらない、新鮮な楽しさです。
バッグに入れてもミニサイズでOK。
かなりいい商品だと思います。
40代/女性
☆☆☆
一口サイズで仕事中にパクッと一粒入れることができるので好きです。
そして、食べ終わった後は、容器の中に違うチョコを入れて持ち歩くのに便利です。
購入者さん
☆☆☆
ね、パッケージを変えることで、お客さんが楽しんでくれているのがよく分かります。
そして、購入者さんの「食べ終わった後も再利用」しているところが非常に重要です。
何度でも、パッケージを見てはガーナのことを思い出してくれます。
これが「ブランド体験」となって、お客さんの心にブランド化されて行くのです!
私が更にいいなと思うのが、パッケージに印刷された文字。
「手に付かず食べやすい」
こう書いてあげることで、「ひょっとしたら仕事中に手が汚れるんじゃ」という不安が解消されますね。
パッケージを変えることで、食べるシーンを変える。
アフターユースでブランド体験を強める!
不安も解消できる。
新しい売上を創造できますね!
かつて、ガムでも板ガム、タブレットガムから、ボトルガムに変えて、食べるシーンを創造する例もありました。
ブラックブラックガムなどです。
詳しくは
よかったら、ご覧ください。
カテゴリー | パッケージマーケティング
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。