【ロゴやパッケージのブランド要素が強い場合、遊んでも楽しいサントリーBOSSの場合】
【ロゴやパッケージのブランド要素が強い場合、遊んでも楽しいサントリーBOSSの場合】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
ブランド要素であるパッケージやロゴで、
その存在感が高ければ、パッケージで遊んだりできますね。
存在感が強いロゴといえば、ナイキのスウッシュ!
サントリーのBOSSもすごい存在感ですね!
このパイポをくわえたBOSSのロゴを見れば
「あ、BOSS」と誰もが認知します。
ところで、こちらをご覧ください。
びっくりするでしょう?
BOSSが居ません(笑)
代わりにBOSSの象徴である「パイポ」だけ空中に浮いてます。
パッケージ裏面には
「たまの休みは仕事を忘れ
エスプレッソの香りに酔う
まろやかなミルクにとろける
ゆったりと楽しむボスの休日」
と書いてあります。
これはお洒落ですね!
休日なので、ボスも休ませてあげたんですね。
でも、BOSSの存在感がしっかりとしているから、
「BOSSの缶コーヒーだ」ってすぐに分かりますね。
ブランド要素が圧倒的な存在感を持てば、
パッケージでいろいろと遊べて、お客さんを楽しませることができますね!
(ブランド要素9つのお話総まとめはこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11460920876.html )
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。