【「ブランド化」には「ブランド再認」と「ブランド再生」を繰り返す 谷川温泉の女将ペットボトル】
【「ブランド化」には「ブランド再認」と「ブランド再生」を繰り返す 谷川温泉の女将ペットボトル】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
こちら、谷川温泉のペットボトル。
まるでグラマーな女将のようなパッケージですね!
男性なら思わず手に取りたくなるような(笑)
このペットボトルパッケージには秘密が隠されています。
谷川温泉の「ブランド化」です。
「ブランド化」には2つのステップがあります。
①ブランド再認…パッケージやロゴなどを見て思いだすことです。
②ブランド再生…パッケージやロゴを見なくても思いだすことです。
この女将ペットボトルが素晴らしいと思ったのは「ブランド化」の仕掛けがあるからです。
①ブランド再認
このペットボトルを見ると、谷川温泉を思いだします。
思わず持って帰りたくなるペットボトルなので、
家でも飾ったりしそうですね。
何度でも思いだします。
②ブランド再生
家に帰って、例えばテレビで和服の女将がでていたら、
それが谷川温泉でなくても
「あぁ、そう言えば谷川温泉で女将のペットボトルがあったな」と思いだします。
この2つを何度も繰り返すことで、
「また、谷川温泉に行こうか」というような
温泉=谷川 というブランドが構築されるのですね。
パッケージは大切なブランド要素の一つです。
「ブランドとなるパッケージ」を考えるのも面白いですよ!
本日のネタは堀内信さんに教えて頂きました!
有り難うございます!
パッケージとブランドの関係のまとめも是非、ご覧ください!
【パッケージとブランド関係 ブランド要素9つとパッケージ 総まとめ】
①パッケージとネーミングの関係
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11451445898.html
②パッケージとキャラクターの関係
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11452859753.html
③パッケージと色の関係
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11453580999.html
④パッケージとキャッチコピーの関係
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11454223091.html
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。
2 件のコメント
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おはようございます、松浦さん^^
初めてのコメント(だと思います^^;)失礼します。
このペットボトル、一度見たら忘れられませんよね。初めて見たとき、「わー、おもしろい^^」と思ったことを覚えています。
松浦さんの楽しい事例いっぱいのブログを毎日拝見しているうちに、「うちのパッケージも工夫したいなぁ」といつの間にか考えるようになりました。
新しくて面白い視点を与えてくださった松浦さんに感謝です。
これからも応援しています^^
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>30室以下の旅館の売上をガツン!と上げる久磨衣(くまい)さん
初コメント有り難うございます。
そう言って頂いて光栄です!
今後ともお付き合い頂けると嬉しいです!